2009年7月13日月曜日

20. 「野球」

いつか気分のいい勝ち方をしたら、その日にこのネタについて書くぞって思ってたこの三連戦。ええとこないやん(^oo^;) 二日連続延長12回までいって、負けたのと同点。で、今夜は普通に負けた(^oo^;) ホーム球場で裏攻撃だと思えないこの結果。いよいよどうしたらいいんかなって状態になってきましたね。相手のGにはクライマックスシリーズのマジックまで出たらしく。とほほほほ。


って、野球の話ってなると、やっぱプロ野球、しかもタイガースのことから始まってしまう私です。

プロ野球が好きになったのっていつごろからかなぁ。
阪神が好きになったのは、結婚してからです。たこぶと一緒に見るようになってから。結婚して最初の頃は、二人とも野球よりは相撲を見てました。私は寺尾が大好きで。東京の両国にいって、寺尾の部屋の前まで、ただその部屋の玄関を見に行ったのが懐かしいなぁ。年代が入れ替わって寺尾も引退してっていう頃から、相撲熱がさめてきました。

で、何のきっかけやったか、野球を見るようになって。阪神が好きになって。でも、最初の何年かはテレビで見るだけ。球場で応援してみたいけど、甲子園なんて、一部のファンだけが行くもので、自分たちがいっても、勝手が分からんし、どう振舞っていいのか分からんし、あんな大声で応援なんてできるわけないし、恥ずかしいし・・・とか、そんな風に思ってた自分たちが今では信じられません(^oo^;)

初めて甲子園に行くって決まったときは、確か、すごく調べまくったなぁ。せっかく球場に行くんだから、各選手の応援歌はうたえるようになろう、チャンスマーチはどんなんか、応援のルールってどんなんやろって。ネツトを検索しまくった。今は便利な時代で、選手の応援ソングも、しっかり音源だけでなく楽譜まで手に入るんですね。私たちの場合、字を読むように楽譜を読むので、音源よりも楽譜があった方が歌えてしまう。甲子園にも楽譜を持参して、最初はそれ見ながらおずおずと歌ったもんです。でも、試合が終わる頃には、そんな紙を見なくても、すっかり覚えて、必死でミニバット叩きながら大声で歌ってた。繰り返し繰り返し歌ううちに、自然に覚えるもんなんですね。球場全体がみんな声をあわせて応援している、この原始的なというか、自然な合唱団状態に、なんか胸の底から感動がこみあげてきて、なんでもない場面でも涙ぐんだりしたもんです。歌ってすごいなー、人のパワーってすごいなぁって。

一度行ったら、球場観戦というのは、ヤミツキになりますな(^oo^;)
それからは、もう数えきれないほど足を運んでます。いや、そりゃ年間指定席を買うような方々とはレベルが違いますけどね。でも、私たちのなかでは、年間に五回とか十回とか行くとは思ってなかったわけですから(^oo^;) 去年1年は、私が日本にいなかったこともあって、たこぶも一度も球場に足を運ばず。一人でいっても面白くないんだって。私も向こうで一度ぐらいは観戦するかなぁって思ったけど、テレビでメジャー野球を少し見たぐらい。

今年帰って来てから、まだ甲子園に行ったのは一度だけかぁ。二回目が広島のマツダスタジアムになりそう。おもしろいなぁ。対戦相手は阪神ではないので、今回は広島側のシートにしました。赤松も喜田もいるし、ブログを愛読している元横浜の石井もいるしね。

とにかく、私たちは夫婦して野球がめっちゃ好きなのです。



では、たこぶと出会う前の話。

プロ野球で初めて好きになったのは、高校のとき、近鉄でした。バファローズ。
理由は、すごく不純で、そして単純(^oo^;) その頃好きだった男の子が近鉄ファンだったから近鉄の試合がテレビ中継されることなんてなくて、ラジオでいつも聴いてた。勝ったか負けたか分かったら、その子と話のネタができる。ほとんどそれが理由(^oo^;)あー、なんてアサハカなんだ(^oo^;)

そんなのが長続きするはずもなく、その子への興味がうすれた時点で、近鉄のことも忘れてたよーな気がします。あははははは。


でも、こうやって思い返してみると、私、けっこう昔から、野球が好きやったみたい。っていうか、スポーツが嫌いじゃなかったみたい。たとえばね、土日とか家にいて、テレビで、なぜかゴルフ中継を見ていた。中学とか高校のとき。女子としては、変わってますよね。けっこう。パー、バーディ、イーグル、とかそういうルールがわかってくると、ゴルフって面白いやんって思いながら、あの単調な画面をずっと見てました。

で、野球に戻ると、中学のときは、高校野球を何度か見に行ってます。甲子園に。その頃の親友が、原くんのファンだったのです。そう、今の巨人監督の原さん。原くんが東海大相模の現役のとき、入場行進を見に行こうと、張り切って出かけて、日焼けて真っ黒になったのを覚えてます。私は原くんには興味なかったけど、友達に誘われて一緒に行って、その日に試合があった中で、山口県の防府なんとか高校のキャッチャーがすんごく男前で、かっこよくて、大好きになった思い出があります。確か新名くんという変わった名前やったなぁ。その頃から積極的というか、誰とでもすぐに交流できると信じている私、ファンレターを出してしまうのですな。で、しかも、これがまた、返事が来たのです。手紙に対するお礼と、これからクラブを引退して、大学受験にがんばりますみたいな内容やった。直接返事が来て、すごく嬉しかったのを覚えてます。

それから高校生になって、さっきの近鉄ファンになった一時期をのぞいて、その時代になぜか甲子園に二回ほど足を運んでます。それは、その頃の親友やった子がジャイアンツのファンやったから。だいたいいつも、友だちに付き合って、いろんなところに行くんですな。友達や好きな子に影響を受けやすかったんかな、私。その友だちは、巨人の西本投手の大ファンやった。確か背番号は26番とちゃうかったかなぁ。毎日、ゆうべの試合はこうやった、ああやったと、野球の話ばっかりしてたその子。甲子園で阪神-巨人戦があったときに、巨人側のシートに座って応援。周りには応援団のおぢさんがいっぱいいて、女子高生だった私たちは人気モノに。「今度からは、おっちゃんらの友だちやいうたらな、タダで入れるで」とか、そんな甘い言葉までかけてもらいましたが、その恩恵は使わずじまいでした(^oo^;) 私は心の中で「友だちは正真正銘の巨人ファンですけど、私はニセモノなんですー、ごめんなさーい(;oo;)」とあやまり続けてましたな(^oo^;)


こうやって思い返してみると、私の人生、けっこう野球に関する思い出多いね。女の子の割には、野球を見に行ってる方かもしれん。運動神経はめちゃにぶいので、やるのはダメだけど、スポーツを見るのは、ほんまに好きやなぁ。


野球が好きな自分でよかったと思ったのは、日本にいるときだけでなくて、去年過ごしたNYでも。
アメリカの人たちは、アメフトか野球。アメフトのことは分からんけど、野球を知ってるだけで、かなり会話のネタになります。老人ホームでも、いろーんな人と野球の話しで盛り上がった。年配の人とでも若いスタッフとでも。ブルックリンにドジャーズがあったときの思い出を話してくれた人。昔はヤンキースタジアムにも行ったのよって話してくれた人。身体が弱いけど、野球選手を見ていると元気になるっていってくれた人。それまでうなだれていた弱々しい感じの人が、野球のデータに関しては博士みたいによく知ってて、話し始めると、すごく生き生きしてきたり。WBCで日本が優勝したときは、みんなからよかったねって言ってもらったし。それから、私がファンであるラジオ番組のホスト、ブライアンも大のヤンキー。野球への愛は、世界共通。音楽が好きなことと、野球が好きなこと、これだけで、英語を少しぐらい話せなくても、分かり合える何かがあるんですね。

つまり、何かに対する愛情は、言葉を超えたコミュニケーションの手段になるっていうのを実感したのでした。どんなことでもいい、これが好き、これを愛しているんだっていうモノを持つことは、素晴らしいですね(^oo^)


ってことで、阪神タイガースの皆さんにも、優勝の可能性とか、クライマックスシリーズとか、そういう目先のこと、今年のこと、とか、いろんなことに惑わされずに、一試合ずつ全力で戦ってほしいし、そういう選手たちを私たちもあきらめずに、ずっと応援しなあかんね。野球愛を忘れたらあかん。


・・・と、阪神に話が戻ったところで、次のお題にいきますわ(^oo^;)


えっと、何かに対する愛は、大切なコミュニケーションの手段になるってことで。んじゃ、ことばってなんだろう。次のお題は「ことば」これにします。

たこぶ、コレ書いて~(^oo^)

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