2009年7月4日土曜日

15.「扇風機」

洗濯物を干すのは、結構環境に優しいのか。国により地方により、習慣が違うのも面白いね。「大草原の小さな家」なんかで、庭に(庭だと思う)ロープを張って洗濯物を干していたのが懐かしい。ああいう光景はアメリカでもなくなりつつあるということかな。

さて、扇風機。
子どものころよくやった遊び。扇風機の後ろにまわって「ワレワレハ宇宙人ダ」「ぴろろろろ~ん」
声が変わるのが面白かったなあ。子どものころは単純です。

今の時代、涼をとるといえば扇風機よりもエアコンでしょう。日本の家屋は昔に比べると(特にマンションなんか)機密性が高くなっているし。昔の家はすきま風も多くて、むしろ自然の風をどうやって家の中に入れるかということに気を配っていたと思うなあ。
子どものころ住んでいた家は、大正時代にひいおじいちゃんが建てたらしい。昔風の家で、とにかく壁というものがほとんどなかった。壁になるところは押入だったり床の間だったり。いわゆる「田の字形」の間取りで、縁側の戸を開けると風が家の中を通っていく形だった。
夏の夜はどうしていたかなあ。多分、戸は開けっ放しで寝ていたのではないかな。子どもだったから、寝付きの時は開けておいて、寝てしまったら大人が閉めていたのかもしれないけれど。

わが家では今でも扇風機が夏の主役。エアコンは、よっぽど我慢できない時だけつける。外から帰ってきた時とか。ムシムシしてどうにも寝付けない時とか。

ネコがいる3階には、扇風機はつけられない。初め、試しに扇風機を置いてみたのだが、ぐるぐる回る羽に興味津々。興味が湧くと、前足でちょっかいを出さずにはいられないのがネコの習性である。危なっかしいので、即撤退となった。だから3階には扇風機がない。できるだけ窓を開けて、風を通すようにしている。意外にこれだけでも涼しいもんだ。我慢できなくなったら、エアコンに頼るけど。

昔に比べると扇風機の性能も良くなっている。あたりまえだけど。昔の扇風機はモーター音がうるさかったなあ。首振りなどをつけるとさらにうるさい。それにモーター部分がすぐに熱くなった。いろいろ危ないことがあったのだな。

危ないといえば、一番危ないのは指を引っかけることだろう。子供の時、ふざけて回っている羽を手で止めて遊んでいた。勢いよく前から押さえると、案外簡単に羽が止まるのだ。モーターには良くなかっただろうなあ。故障の原因になってたかも。よい子はマネをしないように。

扇風機のプロペラは、原理的には飛行機やヘリコプターと同じはず。そう考えて、扇風機を何台か手に持ったら、空を飛べるんじゃないかと思った。
そんな強力な扇風機があったら、扇風機の役目を果たす前に、どこかに飛んでいってしまう。そこまで考えが及ばなかった。

昔に比べると、モーターの性能が上がっているから、長時間つけておいてもモーター部分が熱くなったりはしない。今メインで使っている扇風機は、買ってからもう10年近くになると思うんだけれど、故障もせずに回り続けてくれている。だいたいこれは、夏場だけのもんやしね。エアコンに比べたら格段に電気代も安いはず。できるだけ部屋を閉め切らず、乾いた涼しい空気を入れつつ回すと、暑い日でも何とか涼しい気分になれる。
今日は雨上がりで、外の気温も下がってるみたいだ。ちょうどいい感じの風が送られてくる。

扇風機にあたりながら書いていると、なんだかのんびりとした気分になってしまいます。ゆるゆるな気分。これもまたいいもんかと。

まとまりのない話になったなあ。
次のお題は、文房具シリーズで(なんのシリーズだか)、「定規」にしましょう。

ぶたこ、コレ書いて~(^◎^)

0 件のコメント: