2010年9月20日月曜日

40.雲

えらい長いこと書いてなかったから、その存在も忘れられていたことでしょー(^oo^;)
夫婦してお題を出し合って、出されてお題で何か書くという往復エッセイ。

前回たこぶから出されたお題は「雲」でした。
雲といえば水分で、いっぱいかたまったら雨になるんやったなーとか考えてたら、この雲の前に私が出したお題が「雨」やった(^oo^;)戻ってはいけないのだ。

この写真は、2008年にNYに住んでたときにある日一人でセントラルパークをお散歩したときのもの。

雲って時々すごくないですか?
なんていうか、人間業じやないような形ができる。
動物みたいだったり、人間みたいだったり、字を書いてるみたいだったり。
心が疲れたとき、こんな草っぱらに寝転がって、ずーっと雲が流れるのを見てると、なんとなく穏やかな気分になるもんですよね。空は広いなー、雲っておもしろいなーって。

昔、のんちゃん雲にのって・・っていう本があったと思うけど、どんな話やったかなぁ。たこぶが前に読んでいたような。子どもの頃、雲ののれるって信じてなかったですか? 

そういえばこないだ老人ホームに訪問演奏に行ったときに歌った中に、翼をくださいというのがあったけど、自分が空を飛べたらどこに行きたいだろうって考えてみたこともあったなぁ。雲に乗るっていうのは、飛べるという感じと近いかも。乗り物じゃないけど、空の上にあって、で、流れている。・・・ん?あれって本当に流れてるのかな。地球が回ってるから流れてるように見えるだけで、実は雲はじっとしてるとか? 科学系がまったく苦手な私は、全然そういう論理が分かってません(^oo^;)たはははは。科学系だけでなく、歴史や地理もぜんぜんあかんねんけど。たこぶと付き合い始めた頃は、四国の四つの県がどう並んでるかとか、中国地方の県で日本海側はどれかとか、チリは南米かアフリカかとか、何も知らん私にあきれられたもんです(^oo^;)

あらあら、また話が飛んでしまったけど(文字通り(^oo^;))、雲にのって空を飛べたとして、どこにでもいけるって言われたら、どこに行きたいだろう。

宇宙には・・・・いけないよね(^oo^;)
なんか地球の中だけだと、どこに行きたいってないかもなーって、思ってしまって。地球の中なら飛行機とか使ってどこでもいけるやんって急に現実的になってしまいました。あ、でももし、雲に目があって、「こんな人のところに行きたい」って望めるのなら、たとえば、今友だちがいなくて、すごく寂しくて、誰でもいいから話し相手が欲しい人のところに行きたい・・・と思っていけるとしたら、それもいいかなぁ。逆に、すごーく静かで、すごーく平和で、どんな心の波立ちもおさまるようなところ・・・こんなリクエストができるなら、そんなところにも行って見たいかも。そんな風に色々想像すると楽しいね(^oo^)


雲といえば、飛行機に最初乗ったときに感動したのは、飛行機が雲の上を飛ぶと知ったこと。



これって、すごいと思いません? 人間が雲の上にいるなんて。
飛行機に乗るまでは、雲はいつも空のかなたにあるもので、手を伸ばしても届くものではなかったのに、飛行機に乗ったら、届くどころか、突然その上にいるんだもん。雲と空は一組のオブジェクトだと思っていたのに、雲と空の間に飛行機がいるような感じでしょ? うん?ちがう? 空の中に雲も飛行機もいるのん?

まっ、とにかく。
上から眺める雲というのは、下から見るのとは違って、どこか海っぽい。水平線があるみたいに、線ができて。そっか、雲って水やったなと思い出すわけですな。

飛行機から降りて、雲の上を歩くことはできへんけど、思わず歩けるんちゃうかって思ってしまうほど、「面」があって、すごく不思議な感覚になります。

自然ってほんとに不思議。
不思議でおもしろい。

この夏は、ほんまに暑かったけど、これも誰にも予測できなかったことで、人は予測したり分析したりすることに必死になるけど、いつもそれを裏切って舌を出したり、ときには牙をむく自然がいるんですね。絶対勝てない、絶対理解しきれない、こういう大きなものがあるから、人間は最悪に傲慢にはなれないのかもしれへんなぁ。そういう存在って必要なんかも。ここ最近、政治関係のきたない、計算ずくのやり取りを見るにつけ、なんかそんなことを思ったりしたのでした。

またまた全然まとまってないけど、「雲」はこれで置いておこう。

次のお題は何にしようかなー。
ずっと前、確か「ラジオ」というお題は出したけど、これはまだやったな。最近のわが家の懸案事項。

「テレビ」これでいきましょう。

たこぶ、コレ書いて~(^oo^)