2009年8月15日土曜日

29.「あんこ」

大好物です、あんこ。あんこには「こしあん」と「つぶあん」があるけれど、どちらかというと「つぶあん」が好きです。人によってはあのつぶつぶが苦手という人もいるらしいですが、あのつぶにはあんこのエキスというか、あんこの元がぎっしりつまっているようなイメージがあって(そんなことはないのだろうけれど)、とても好きです。

大阪であんこというと「回転焼き」と「おはぎ」ですな。回転焼きというのは関西弁かなあ。関東地方では今川焼きともいうらしい。というのは子供のころ読んだマンガで知った。
近所の商店街には回転焼きやさんがあって、よくおやつというかお土産に(近所の商店街のお土産というのもおかしいけれど)買ってもらったなあ。同じ店では、夏場になるとアイスコーヒーも売っていて、店先でガラスのコップになみなみとつがれたのが出てきてその場で飲むんだけど、これが関西風に言うと「キンキンに」冷えていて、とてもおいしかった。

大阪には「御座候」という(大阪じゃないかも。本店は姫路らしい)回転焼きの老舗があって、時々買います。(今調べたら、「回転焼き」という言い方はしないのですね。商品名は「御座候」なのですと)
昔、商店街で買ったのと比べると、断然皮が薄いですね。商店街の回転焼きは皮(生地というのかなあ)がとても分厚かった。まあ、生地も含めて「回転焼き」ということなんでしょうけど。食べる方の目的は何といっても中のあんこなので、やはり皮は薄い方がよろしい。書きながら唾がわいてくるわい。

「泳げたい焼き君」という歌があったけど、たい焼きは子供のころは一般的ではなかったなあ。テレビドラマで見るくらいで。たい焼きの中身があんこだというのも、ずっとあとで知ったかなあ。

あんこのもう一つの代表、おはぎですが、これが彼岸の食べ物だという印象はあんまりないなあ。まあ子供のころは、年の行事にそもそもあんまり興味がなかったということもあるけど。

そういえば、子供のころは家であんこを作っていたなあ。小豆を炊いて。詳しい作り方は知らないけれど、鍋に一杯の小豆を炊いていた覚えがある。それで時々、火にかけているのを忘れて焦がしてしまったり。そんなこともあったような。少々焦げてもかまわずにそれであんこを作って。そしたら、やや苦みのあるあんこができたりしてね。
記憶違いかもしれないけれど、やや焦げのついたあんこを食べた覚えがある。家であんこを作るというのは一般的だったのだろうか。それが彼岸の習慣だったのだろうか。

あんこそのものじゃないけれど、今だったらアイスクリームの「あずきバー」。なぜだかアイスクリームの中で、一番冷たいような気がする。あずきの力なのか。あんこの力なのか。硬くて冷たくて、というのは昔からあずきバーが一番だった。ときどき歯が立たないくらいに硬くて冷たくて、唇がアイスにくっついてしまったりとか。そんな経験ありませんか。

あんこを使ったたべものはまだまだある。あんドーナツにあんパン。最近の僕の好みはあんドーナツだけど、子供のころはあんパンしかなかったかな。なんか子供のころの話ばっかりになるけれど。そういえば、と今思い出したけど、子供のころは粒あんのあんパンよりこしあんのあんパンを好んで食べてたなあ。子供のころはつぶつぶがイヤだったのだろうか。まあ子供やから、柔らかいものを好むとういうのは分かるが。分かるって、自分のことやねんけど。
考えてみると、あんこは西洋のものじゃないよなあ。それと西洋のパン(あるいはドーナツ)と一緒にして、しかもおいしかったというのは、誰のアイデアだったんでしょう。思いついた人はエライ。


今日はお盆で、近所のお寺では河内音頭が流れている。太鼓と三味線とエレキギター。変わった取り合わせだけれど違和感がありませんな。三味線とエレキというのは、寄席番組で見慣れているからかもね。
では次のお題。「三味線」にしましょう。どないでしょうか。

ぶたこ、コレ書いて~(^◎^)

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